授業科目名 | コミュニティと技術 Community and Technology | 時間割番号 | 2166 |
担当教員名 | 秀島 栄三 他 | 実務経験 反映科目 | |
学科・年次 | 工学部第一部 3年次 | ||
科目区分 | 産業・経営リテラシー | 単位数 | 2 |
時間割 | 前期 火曜3-4限 | 授業形態 | 講義 |
授業実施方法 |  ☑対面  ☑オンデマンド  ☐同時双方向 | ||
ディプロマ・ポリシーとの対応 ☑ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観 ☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養 ☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力 ☐ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力 ☐ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力 | |||
授業の目的・達成目標 【授業の目的】 人口縮小、超高齢社会を迎えた日本において、人と人がつながり、支えあう生活空間として、コミュニティを再生することが急務となってきた。このような時代背景を踏まえて、多様な工学技術は、コミュニティの再生に対して、どのように貢献しうるかを理解することが必要である。 コミュニティ工学は、コミュニティと工学の関係を解明する「コミュニティ理論工学」と、コミュニティを支援する技術を解明する「コミュニティ支援工学」により構成される(下図)。前者の理解のために、人間にとってのコミュニティの意味や、人間のコミュニケーションと工学技術の関係、さらにコミュニティと工学技術の関係を概観する。後者の理解のために、コミュニケーションを支援する工学技術や、コミュニティの受け皿となる生活空間をつくりだす工学技術の実践的事例をみる。 【達成目標】 コミュニティと工学技術の関係や、コミュニケーションツール、コミュニティ環境に関する工学技術を説明することができる。 授業計画 名古屋工業大学コミュニティ創成教育研究センターのメンバーと同センターが招聘する講師がオムニバス形式で展開する。 概説 シビックテック:IT技術者と地域コミュニティの協働 コミュニケーションとユーザ生成技術 ジェロントロジーとテクノロジーとコミュニティ 産業・経済とコミュニティ ソーシャルアニマルの行動学 技術と社会の変化を考える 企業というコミュニティにおける合意形成 コミュニティがつくる新しい公共空間 相手に伝える技術 コミュニティを演出するデザイン コミュニティ支援を評価する コミュニティと災害 河川を巡る技術-映画による描写を通じて 振り返り演習
成績評価の方法 数回のレポートと演習の成果発表により評価する。 成績評価の基準 秀 達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点 優 達成目標に十分達している 89点~80点 良 達成目標に達している 79点~70点 可 達成目標に概ね達している 69点~60点 不可 達成目標に達していない 59点以下 評価の基準:振り返りの発表・レポートを各50点満点として成績を評価する.合計で60点以上を合格とする. 事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項 特段の予習は要求しないが,復習をするとともに日頃から地域やコミュニティの課題について関心を高めておくこと. 教科書 特にない. 参考書 授業中に紹介する. オフィスアワー 授業前後30分間を原則とする.その他の時間帯についてはアポをとってから来ること. 世話教員:秀島( hideshima.eizo@nitech.ac.jp / 052-735-5586 / 24 号館 220 号室) |